全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES

滝川クリステル
滝川クリステル

開催発表会当日レポートです。

滝川クリステル
滝川クリステルさん

フランステニス連盟は、フランス・パリで開催される「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES」の出場権をかけた、日本では2回目となる「全仏オープン・ジュニア2017 ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES日本予選」を、2017年2月28日(火)~3月2日(木)の3日間にわたり、横浜カントリー&アスレティッククラブにて開催します。開催に先駆け、1月31日にフランス大使館にて、ローラン・ギャロス日本親善大使に就任した滝川クリステルさんとフランステニス連盟ジャン・ガシャサン会長が登場し、本大会の開催発表会を行いました。

フランステニス連盟
フランステニス連盟

開催発表会では、まず初めに、フランステニス連盟開発部長である、サムエル・プリモー氏が登壇。「昨年大成功を収めたこの大会ですが、今年は一般の方々とメディアにも公開いたします。今大会を通じて、日本のテニスとスポーツファン、そして若い選手達にクレーの醍醐味を伝え、日本におけるクレーコートの普及に貢献したいと考えています。」と述べました。
次に、フランステニス連盟ジャン・ガシャサン会長が登壇。「今回も様々なお力添えをいただき、ローラン・ギャロスと才能あふれる日本のジュニアたちを引き合わせることができました。」と挨拶を述べ、本大会の開催にあたり、「私たちの目標は、これからも沢山の日本のジュニア選手に対して、ローラン・ギャロスのようなトーナメントに参加し、そして優勝杯を手にするチャンスを提供し続ける事です。日本テニス協会とのパートナーシップの中で、2回目となる全仏オープン・ジュニアワイルドカード選手権大会日本予選の開催をここに宣言できることに、幸せをかみしめております。」と力強く宣言。
さらには、「ローラン・ギャロスの特徴であるクレーコートは、肉体的に、そしてメンタル面での高度なスキルが要求されるだけではなく、エレガンスでアーティスティックな要素も求められます。選手の育成にとって、クレーコートは理想的なサーフェスであり、期待がかかる日本ジュニアの将来のチャンスをより確実なものにするでしょう。だからこそ、日本におけるクレーコートのさらなる普及が不可欠です。それは、私たちが今日ここにいる理由のひとつでもあります。日本の若いテニスプレーヤー達に、もっとクレーコートでのトレーニングを推奨していきたいです。と、日本におけるクレーコートの普及を訴えました。
その後、ローラン・ギャロス日本親善大使として滝川クリステルさんが、ローラン・ギャロスカラーのジャンプスーツで登場。ローラン・ギャロス(全仏オープン)ブランドと日本のテニス市場の関係値をより深め、日本での幅広いブランド認知を図るために、ローラン・ギャロスが掲げる、elegance(優美さ)、passion(情熱)、authenticity(真正性)、over-achieving(達成)という4つの理念を体現していることから、今回ローラン・ギャロス日本親善大使に選ばれた滝川さんは、「小さい頃から、私のそばにはいつもテニスというものがありました。なので、今回このお話をいただいたときは、『もちろん引き受けさせてください!』ということで就任させていただきました。これほど嬉しいアンバサダーはありません!」と、改めて就任した感想を述べました。そして今後の活動について、「日本ではローラン・ギャロスは『全仏オープン』という言葉で知られていると思いますが、そこは『ローラン・ギャロス』の言葉を広めたいですね。『テニスといえばローラン・ギャロス!』これをお伝えすることが私のミッションだと思っています。」と熱い想いを披露しました。
また、本大会は、現在日本のテニス界を引っ張る錦織圭選手が2006年の全仏オープン・ジュニア男子ダブルスで、日本人初の4大大会ジュニア男子優勝という快挙を成し遂げた大会ということもあり、ローラン・ギャロスでの錦織選手のプレーについて聞かれると、「直近のローラン・ギャロスでは2年連続でフランス人選手に負けているのですが、あのアウェーの熱気の中で戦う錦織選手は本当にすごいと思います。あの空気感には私も圧倒されますね。日本では『二度あることは三度ある』ということわざがありますが、フランスは逆なんです。『二度あることは、三度目はない』ので、フランスバージョンで願掛けをしたいと思います!」と語りました。